ロールスクリーンを小窓などの窓枠内に取り付けをする場合に確認すること

2019年 7月 8日 月曜日
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愛知県北名古屋市のカーテンランドです。

今日はロールスクリーンを小窓などの窓枠内に取り付けをする場合に事前に確認が必要なことをご紹介致します。

↓ご新築などでも多い正方形に近いこのような小窓で窓枠内にすっぽりロールスクリーンを納めて取り付けをしたいな~と考えていらっしゃる方も多いのでは?

図面の一部

すべり出し窓のような外側に開ける窓は引違窓や上下の開閉窓と違い、窓枠内にハンドルや取っ手、網戸などが入ってきます。

↓たとえばこんな感じ。ハンドルをクルクルクルッとまわして窓の開閉を行なう窓も下を見るとこれだけ出っ張りがあるんです。

窓枠内にハンドルがある場合

↑この場合の窓装飾を枠内に納めるための有効スペースを測るにはハンドルを一番コンパクトにした状態で寸法を測ります。画像は下枠の出が大きい窓のため広く感じますが上部は左右と同じ奥行きとなっています。

窓枠額縁までの寸法をあわせて(約130mmの位置に)窓の奥行きを見ると約20mmくらいだとわかります。こちらの窓の場合はこの20mmの中で取り付けができる窓装飾を選ぶ必要があります。

窓枠内にロールスクリーンを取付けしたいがハンドルがある

なので窓枠内にどうしても納めたい、納めて取り付けなければならない窓環境の場合は、取り付け方法や納まりをそれぞれの窓装飾品を確認しながらご相談となります。窓周りの扉との干渉で枠内に取り付けが必要な場合などは間取り作成時にわかっていると対処がしやすいと思いますので事前にカーテン専門店にご相談をしていただくことはメリットがあります。

今回はロールスクリーンのお話。普通に窓枠内にロールスクリーンを取り付けするとこのように↓ハンドルに当たってしまいます。

窓枠内に取付けるとロールスクリーンとハンドルが干渉する

※写真は説明のためにクロス施工前の窓にサンプルを当てたものとなります。

そんな時は手前から生地が下りるようにしたロールスクリーンの『逆巻き仕様』にすることでハンドルとの干渉を小さくすることができます。メーカーさんで『逆巻き仕様』ができる生地とできない生地、またできるけれども通常の製作比率(幅:高さ)からは変わってしまう生地などなど注意点はたくさんあります。加えてロールスクリーンは本体サイズよりも生地サイズの方が小さいので窓枠内に取り付けをした場合に左右の隙間が大きくなります。下りてくる生地が手前の方になりますので光漏れや隙間等が大きく感じられることもありますのであらかじめご了解が必要です。

ロールスクリーンを逆巻きにすることでハンドルと干渉しない

ご新築でこれから間取りや窓の位置、サイズをご検討される方でココの窓のカーテン(ロールスクリーンなど)は窓枠内に納めておきたいなぁとお考えがある場合は窓枠内のハンドルや網戸なども考慮した窓をご相談なさることをおすすめ致します。

それではまた。

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