ウィリアム・モリス

小窓も両開きカーテンにした輸入住宅のモリスカーテン実例

2019年 9月 24日 火曜日

愛知県北名古屋市のカーテンランドです。

今日は、前回ご紹介をしたアメリカンカントリーハウスのつづきをご紹介。洋室のカーテンコーディネートです。こちらもお好みのウィリアム・モリスのカーテンをセレクト。階段吹き抜けの窓にもご採用をいただいた1800年代に生み出されたモリスデザイン『ヴァイン』です。

ウィリアム・モリス ヴァインのカーテンコーディネート

実はこちらは、北側は2窓並びの小窓、東側は腰高窓になっています。

ドレープカーテンを枠外付け レースカーテンを枠内付け

このような場合、2窓を1つの大きな窓としてとらえてカーテンレールを1本通して、カーテンを両開き(各小窓に対しては1枚となるサイズ)という手もあります。

でも今回は1窓ごとに両開きをセレクト。窓毎に両開きでカーテンが左右に束なることで安定感とクラシカルな雰囲気がより一層際立ちます。両開きをご決断なさったご主人様、大正解です。

ウィリアム・モリス ヴァイン 小窓に両開きカーテン

合わせているレースカーテンももちろんモリスデザイン。モリスデザインの編みレースがレトロやアンティークを演出してくれています。

東側の腰高窓と北側の2つの小窓。厚地のカーテンを閉めるとほぼ同じ面積。北側は両開きの合計4枚なので柄の出方はまったく同じになりませんが、ヒダ山の間隔、高さを合わせていくことで違和感の無いカーテンコーディネートに仕上がります。

ウィリアム・モリス ヴァインのカーテンコーディネート

モリスカーテンが気になった方はぜひカーテンランドへご来店下さい。

それではまた。

↓モリスカーテンの施工事例はこちらから

1800年代のモリスデザインでコーディネートをされたアメリカンカントリーハウス

2019年 9月 16日 月曜日

愛知県北名古屋市のカーテンランドです。

今日ご紹介するカーテン施工事例は、家具や調度品にいたるまで良いものを丁寧に長く使われるアンティークが似合う素敵なアメリカンカントリーなお家です。
LDKの掃出窓にウィリアム・モリスの代表作『イチゴドロボウ(1883年)』のレッドをご採用いただきました。
お二人がこだわって揃えられたアンティーク家具との相性も抜群。
100年以上も前に生み出されたウィリアム・モリスのデザインは新品のカーテンでもアンティークな風格を醸し出します。

高さの異なる掃出窓が並んだカーテン施工事例

そんな素敵なお家のカーテンコーディネートでカーテンランドがやることはモリスカーテンをベストな状態で仕上げること。

高さが異なるカーテンもイチゴドロボウの柄を合わせる

リビング側とダイニングキッチン側では床からの柄位置を合わせながら、窓の高さが異なるため、どちらのサイズでも、イチゴドロボウのトリのバランスが良い位置となるように計算をしてお仕立てをしています。

コーディネートしたレースカーテンもモリスデザイン『ラークスパア(1875年)』です。
カーテンの納まりとしては、厚地のカーテンを枠外で大きく覆い、レースカーテンは窓枠内に納めています。

枠外ドレープカーテン窓枠内レースカーテンの施工例

これはご主人様のご要望なのですが、窓枠内にレースカーテンを納めることで窓の化粧枠をみせることができることと、アイアンレールだけ壁面へ取付けして独立させることで、現代的な機能性レールが目に入らず、より完成度の高いアンティークコーディネートを実現されています。

その他にも、レースカーテンは通常よりもゆとりを大きくとっています。
このゆとりがあることでヒダがところどころ深くなり、ボリュームを感じられこれがまた素敵なんです。ご主人様さすがです。

厚地もレースも床にスルようにしたカーテン施工例

くわえて、厚地カーテンもレースカーテンも床にすらせる長さでお仕立てをしてルーズさもプラス。
カーテンの山をつまみ、そこから生地が自重で下へおち、ヒダとなる。そして床に付き、生地そのものがもつハリや質感を感じられる。
そんな生地の自然な姿を見せてくれるカーテンスタイルになっています。

東面もこだわりのモリスカーテンでコーディネート。
階段下の小窓には『ブラックトーン(1892年)』、階段吹き抜けには『ヴァイン(1873年)』

3柄のモリスカーテンで飾ったカーテンコーディネート

イチゴドロボウも含め、すべてが1800年代、100年以上前のウィリアム・モリスと一番弟子のジョン・ヘンリー・ダールのモリスデザイン。長く愛される本物のデザインは、経年変化さえも楽しみに感じさせてくれる魅力をもっています。

それではまた。

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ウィリアムモリスのイチゴドロボウを遮光裏地付きのカーテンにしました。

2019年 8月 31日 土曜日

愛知県北名古屋市のカーテンランドです。

今日はウィリアム・モリスの『イチゴドロボウ』のプリントカーテンを遮光裏地付きでお仕立てしたお客様の施工写真をご紹介致します。
このイチゴドロボウというデザインはイチゴをくわえたトリさんが描かれていて、トリさんが主役。なのでトリさんが切れないようにできるとベスト。カーテンの上端も下端も左右も、使う生地の巾数やヒダ倍率を考慮して窓サイズに合わせたベストな仕様を考えていきます。

遮光裏地を付けたモリス イチゴドロボウのカーテン

↑今回は、片側のカーテンにイチゴドロボウの生地を1巾めいっぱい使った2ツ山のカーテンです。上のトリさんはヒダ山でつまむ部分よりも下にして、且つ裾でもトリさんが切れない位置になっています。

ウィリアム・モリスの代表的なデザインである『イチゴドロボウ』
今までの100年も、この先の100年も語り継がれる本物のデザインです。

モリス イチゴドロボウプリントカーテン

↓裏地丈は表地よりも少し短くなります。裾から裏地が見えると格好が悪いのと遮光裏地はポリエステルで表地が綿素材で縮みを想定した差をつけています。加えて今回は、カーテンの耳裏に生地ネームを残したお仕立てに。入荷した生地の状況によってできる、できないがありますが、今回は比較的キレイに出てくれています。

裏地付きのモリスカーテン

『PRINTED IN ENGLAND』

見えてもなかなかオシャレでしょ?

↓これだけ光が入っている時間帯でも遮光裏地付きのカーテンでお仕立てしたイチゴドロボウのデザインはハッキリ見えるでしょ?片側だけカーテンを閉めると遮光裏地の効果がわかりやすいですね。

腰高窓にモリス イチゴドロボウのカーテン

同じ生地でも作り方でオーダーカーテンは変わります。こだわりのカーテンはぜひ柄位置や仕上がりにもこだわってくださいね。

それではまた。

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