特殊窓

三角天井の高所にある傾斜台形窓にアルミブラインドを取り付けしました

2025年 8月 2日 土曜日

愛知県北名古屋市のカーテンランドaichi斉藤です。

今日は日差し対策のお手伝いをさせていただいたお客様の施工実例をご紹介いたします。三角天井の吹き抜けにある窓へ自作の対策をされていたのですが、当店の施工実例で“傾斜タイプのバーチカルブラインド”を見られ、これがいいんじゃないかとご来店をいただきました。

取り付けをご希望の窓はこちら↓傾斜した台形窓で中央は柱で分断されています。

傾斜台形窓のブラインド取り付け前

この場合、窓を大きく覆うように1台で製作をするか、各窓ごとに取り付けをするかになります。今回のポイントは下地でした。多くの場合天井に何かを取り付けする予定であえて下地を入れていない限り、窓装飾の取り付けができるようにはなっていません。今回も同様で枠内は構造上の木材があるためビスが効きますが、窓を大きく覆うように1台で取り付けする部分では下地がありませんでした。

枠内への取り付けとなると左側の高さが傾斜バーチカルブラインドの最小サイズより小さいためバーチカルブラインドは不可となります。そこで最終的にセレクトしていただいたのがアルミブラインドでした。

傾斜台形窓のブラインド 調光

傾斜台形タイプのアルミブラインドは、一部隙間ができる部分があったり、操作は傾斜の下がっている側になったりと制限はありますが、窓にすっぽりと納まった見た目はとても良いと思います。

↓全閉時はこんな感じ

傾斜台形窓のブラインド取り付け後

お客様にはとてもご満足をいただきました。

今回のようなガラス面が窓幅とほぼ同じとなる窓は見た目の良さも欲しいところです。通常のアルミブラインドよりは左右の隙間は大きくなっていますが、それでも他の窓装飾品と比べ、キレイな納まりに感じていただけます。

傾斜台形窓のブラインド 調光少し閉

ブラインドの昇降(開閉)は傾斜部分の下までしかできませんが、調光操作は全体でできますので機能面もグッドです♪

無機質で事務所っぽいなどイメージが先行しがちなアルミブラインドですが、納まりの良さや機能性はまだまだ住宅での活用も期待できます。ぜひぜひ皆様もご活用ください。

それではまた~

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傾斜タイプのバーチカルブラインドを取り替えした before & after

2024年 4月 3日 水曜日

愛知県北名古屋市のカーテンランドaichi斉藤です。

今日ご紹介するのは上に三角の傾斜窓、下に五つの縦長窓が組み合わせされた腰高窓があるお家です。上下の窓を1台で覆うように、以前に取り付けをさせていただいた傾斜タイプのバーチカルブラインドは経年劣化で右上のランナーが滑り落ちてくるのをご主人様が紐で止めている状況でした。

傾斜バーチカルブラインド取り付けbefore

今回の取り替えに際してお客様からの一番のご相談は“上下で2台に分けて取り付けはできないか?”ということでした。風通しをするときにブラインドを開けていたとしてもどうしても揺れるということで、それがブラインドへの負担にもつながっているのでは?とお考えでした。

ポイントは以下です。

2台に分けることで生まれるメリットの確認とベストな納まりの確認。下の窓へ取り付けする壁面の下地の確認。2台に分けた時のデメリット、上下のバーチカルブラインドのスラットの流れが合わないことへのご了解。

最後のデメリットはまったく問題無しとのことでOKをいただき、あとは現地での下地調査です。せっかく分けるのであれば、なるべくすっきりと見えながら機能的にも良くしたいと考えていましたので、下のバーチカルブラインドは窓をしっかりと覆うようにレールを出し、その出が目立ちにくいように天井際に沿う位置で下地の確認をしました。

↓こちらが取り替え後

傾斜タイプのバーチカルブラインド取り付けafter

上下でスラットの流れが合うことはありませんので、分けていることをハッキリとさせたほうが良いと判断し、上下のバーチカルブラインドは隙間を開けるようにしています。

↓スラットを寄せるとこんな感じ。下の窓分はバトン式にして操作部をスッキリさせています。

傾斜バーチカルブラインドとバトン式のバーチカルブラインド開

窓は端っこを開けられることが多いということなのでチョイ開けがしやすいバトン式は相性抜群です。

↓プラスで『両バトン式』にすることで、左端も右端もチョイ開けできるようにしています。

傾斜バーチカルブラインドと両バトン式のバーチカルブラインド開

バーチカルブラインド以外の窓装飾でも『こんな感じにしたいんだけど・・・』などのご要望がありましたらカーテンランドaichi斉藤までお気軽にご相談くださいね。

それではまた。

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バーチカルブラインドで一番出っ張っているのは実はココなんです

2023年 12月 13日 水曜日

愛知県北名古屋市のカーテンランドaichi斉藤です。

今日ご紹介するのは、お父様が設計をされたという明るく開放感抜群なお家の施工実例です。実は以前にも同じリビングルームにある幅の大きな窓の方にバーチカルブラインドを取り付けしていて、今回は取り付けをしていない窓への追加工事となります。

窓枠内へ取り付けをするのですが、枠内の奥行が少し特徴的になっています。

クロス巻き込みの枠内に額縁がある

前回のバーチカルブラインドも枠内付けにしているのですが、これが少々計算が必要なんです。なぜならクロス巻き込み部分から約50mmの位置に額縁があり、それに干渉しないようにしながら、可能な限り最大サイズで製作する必要があります。

どういうことかというと・・・

↑まず、レールはこんな感じで取り付けをして・・・

↓スラットを掛けるとこんな感じ。

↑『お~い!隙間空き過ぎじゃないか!?』と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが・・・

↓ここがポイント!

実はバーチカルブラインドはボトム部分が一番出っ張っているんです。ココが額縁に当たってスラットの動きに支障が出ない最大幅を計算してバーチカルブラインドを作っています。

取り付け時にも右端のランナー芯と額縁の角、左端のランナー芯と額縁の角を測り、取り付けをしています。

↓取り付け後のお写真がこちら

ガラス繊維のバーチカルブラインドの施工事例

モノを置きながらもシンプルに住まう。これがなかなか難しいんですけど、めちゃくちゃカッコいいんですよね。それを実現されているお客様のセンスに脱帽。

それではまた。

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