ウィリアム・モリス

本物には本物のモリスでコーディネート

2014年 6月 22日 日曜日

愛知県北名古屋市のカーテンランドです。
 
今日は愛知県小牧市のご新築のカーテン選びのお手伝いです。
無垢にこだわった和風建築のご新築は1階のほとんどが障子になったインテリアです。
お手伝いさせて頂いたのは2階の寝室とお子様たちが来た時にも使えるようにと用意された洋室。
本物にこだわるお客様はカーテンも本物をセレクトされます。
 
まずは寝室からご紹介。
お選びいただいたのはモリスデザインスタジオの作品 ブラックソーン。
モリスの一番弟子 ジョンヘンリーダールのデザインを高密度の織物で仕上げた作品です。
カーテンレールもアイアンレールでこだわり抜いた寝室コーディネートを実現されています。
寝室閉
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
レースはシワ加工のベースに草木花を刺繍した総柄レースをセレクト。
シワの柔らかな表情がエレガンスさを演出してくれます。
寝室開
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
↓左右対称のデザインはモリスの特徴の一つです。
合わせたレースは花柄がとっても似ていて相性は抜群です。
寝室接写
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
続いて洋室のご紹介。
ステンドガラスがはめ込まれた小窓のあるこのお部屋には京都西陣の織物メーカーの高密度カーテンをセレクト。
無地調でシンプルですが巧みな織りが高級感を存分に感じさせてくれるとっても素敵なカーテンです。
厚地とレース地が重なる二重の織物カーテンで手前のレースが透明感を感じさせ、これがまた綺麗なんです。
洋室①
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この厚地は二重になっていることで
“生地と生地の間が風が通る織物”から風通織と言います。
そんな風通織物の中でも今回の織物はハイレベル。
単純に前後の生地を反転させているようなものではなく細かい柄ごとで織を変えています。
織りあがるのに大変時間も必要な逸品で時々欠品します(笑)それくらい素敵なんです。
洋室①接写
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
最後のお部屋も妥協なしです。
ぷっくりふくれた織が特徴的な地模様の厚地と小窓はこれまたウィリアムモリスの作品からコーディネートされています。
カーテンランドの施工例ブログでもたびたび登場のモリスの『いちご泥棒』。
百何十年と経った現代のお家にも合う、この作品も左右対称デザイン。絵本当に絵になる作品です。

↓腰高窓を控えめにすることでシェードにしたモリスのいちご泥棒が映えて見えるでしょ?
洋室②
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた。

3つのモリスデザイン

2014年 1月 15日 水曜日

愛知県北名古屋市のカーテンランドです。
今日の施工事例ブログは愛知県一宮市のお客様。
英国ブランド ウィリアムモリスをリビングと寝室にご採用いただきました。
まずはリビングをご紹介。
クラシカルな曲木のロッキングチェアがさりげなく置かれるお部屋にお選びいただいたのは
『ハニーサクル』
モリスの次女であるメイ・モリスがモリスのデザインを基に描いた作品。
閉
女性が描くモリスデザインは優しさに溢れた印象を感じます。
接写
続いて寝室。
寝室の掃出窓は『デイジー』雛菊を描いたこの作品はレース生地をご採用。
レースonスタイルでのコーディネートです。
奥様寝室
お客様の本物志向はカーテンレールも妥協なし。
アイアンレールの中でも鍛冶職人の手仕事を感じさせる作品は工芸品ともいえます。
ポール部分に見られるハンマード仕上げは味わい深い表情を見せてくれます。
奥様寝室アイアンレール
最後は寝室小窓。
ココもモリスデザインスタジオの作品。
2011年のモリスアーカイブコレクションで過去のモリスの資料を基に
現代のデザイナー アリソン・ジーが描いた絵になるデザインです。
プレーンシェードでフラットに柄を見せるようにコーディネートしていただきました。
奥様寝室小窓
それではまた。

 


 

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北欧テイストの施工事例

128歳差のモリスデザインの共演

2013年 12月 13日 金曜日

愛知県北名古屋市のカーテンランドです。
今日は愛知県名古屋市西区の掛け替えのお客様のカーテン施工例をご紹介。
LDには大きな掃出窓と小さな掃出窓、奥にも高さのある掃出窓の計3窓。
大きさも違えば、面も違う。そんな3窓に
リビング側の大きな窓には一目惚れのウィリアムモリスの『いちご泥棒』をセレクト。
リビングから見える西側の窓には2011年のモリス商会創設150周年の年に発表された現代のモリスデザインスタジオの作品『ケルムスコット・ツリー』を絵画のようにプレーンシェードでご採用いただきました。
間になる掃出窓はシンプルに抑え、ブラウンの無地にしています。
いちご泥棒は1883年の作品
ケルムスコット・ツリーは2011年の作品
128年も生まれた年が違うデザインが同じインテリアでも調和する
ウィリアムモリスの高いデザイン性。すんごいでしょ?
全体②
↓ダイニングを閉めるとこんな感じ。
ブラウンの無地は遮光カーテンですが
奥のシェードのモリスは綿などの天然素材のプリント生地。
本来は手前の『いちご泥棒』と同じように日差しを通すのですが
コチラの西側の窓は昼間も閉めていることが多いという事で
遮光裏地付のシェードにされています。
裏地は表地の保護になりますので
気に入ったデザインを長く楽しみたい方はぜひ裏地付カーテンご検討ください。
全体①
マンション特有の大きな窓はサイズも様々。
ウィリアムモリスの代表的な作品のいちご泥棒は
左右対称のデザインが生地巾に3列で構成されています。
柄を見せたいのでちょいフラット気味にしたい
でも柄が途中で切れているようには見せたくない
そんなバランスを追及して片側1枚に3列+2列の5列綺麗に左右対称で作っています。
↓カーテンランドの小さなこだわりを込めました。
いちごどろぼう
それではまた。

 


 

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