雑記帳

ご縁は不思議

2018年 12月 1日 土曜日

奥様がインテリアコーディネーターのご夫婦からご新築のお手伝いのご依頼を頂きました。今のお住まいも、新しいお住まいもカーテンランドからはそれほど近いわけでもなく、少し気になったので勇気を振り絞って伺ってみました。

『なぜ、当店を選んでいただけたのでしょうか?』

奥様が『外構の関係でそちらの方に行った際にお店に寄らせていただきました。』と仰り、なるほど・・・と少し納得。

そのあとに、奥様が続けて『他のお店も行きましたが、私の希望を伝えるとその通りに話が進むだけだったんです。でも何か違うな、と思って』と言われました。

奥様にはカーテンランドが他のお店よりも“モノ(商品)”について詳しいなと感じていただけたそうで、大変ありがたいお言葉を頂きました。

コーディネーターをされている、いわゆるプロに少し認めていただけたようで嬉しかったことと、奥様が目指されているインテリアをカーテン専門店の目線でご協力できたことが大変勉強にもなる現場でした。

最初は何気なくお店に寄っていただいたのかもしれませんがありがたいご縁に恵まれた経験を忘れずにこれからも精進したいと思います。

見えないところに

2018年 11月 1日 木曜日

少し前に、僕が大好きな建築家の方の講演を拝聴し、感銘を受けたことがありました。

茶室のお庭の話。庭には石を使うのだけれど、その石が地表に見えている部分だけの大きな石と1m以上深く掘り、すごく大きい石の表面をちょこっとだけしか出していない石。この二つ、おもてに見えているのは同じだとしても

『建築家はその違いをわからなければいけない。』

表面が同じでもその厚み、その意味を、建築をやっている人はわからなければならない。

そんなお話。

きっと僕はその違いに気づくことはできないだろうけど、様々な業種でおなじようなことがいえるのかなと思いました。

カーテンであれば、同じ生地同じサイズの二つのカーテン。

既製品として作られたカーテンと

そのお家、カーテンレールに合わせて仕立てたオーダーカーテン。

言いかえると、

この価格で販売すると決められて仕上げられるカーテンと

このように仕立てたいと考え、仕上げられるカーテン。

たとえ、全ての工程に同じ人が携わったとしても、仕事に向き合う姿勢が異なるこの二つのカーテンには、きっと違いがでるのでは、そう思います。

当然この違いは、カーテン屋の僕はわからなければならないことなのですが、この違いは、お庭の石よりもずっと分かり易いし、感じられやすいものだと思います。

↓こちらは遮光裏地付きでお仕立てしたカーテン。

遮光裏地付き輸入カーテン

実は一般的な、生地を縦使いする遮光裏地とは違う、生地幅の広い、生地を横使いするタイプの遮光裏地を採用しました。

カーテンに仕立てると裏側だし、見た目もそんなに違いがあるわけでもない。それじゃあ表側のカーテンが同じならなんでも同じでカーテン屋の自己満足なんじゃ・・・

というわけでもないんです。

生地を横使いできることで生まれるしなやかさが表のカーテンの美しさをしっかりとサポートしてくれます。

見えないところにこだわることで生まれる違いがカーテンにもあるんです。