織物カーテンの良さ、プリントカーテンの良さ

2015年 9月 2日 水曜日

愛知県北名古屋市のカーテンランドです。

今日は愛知県名古屋市西区のマンションのお客様。現在ご使用のカーテンからの掛け替えのお客様です。マンションの最上階でリビングダイニングにはL型になった大きな掃出窓と出窓の2窓。
掃出窓はカーテンスタイル、出窓は厚地・レース共にカーテンだったものを厚地をプレーンシェード、奥にレースカーテンに変更をさせていただきました。

リビングダイニング閉

ウィリアムモリスなどもお好きな奥様。お部屋の雰囲気を少し明るめの印象にイエローベースの上質な織物カーテンをリビング側の掃出窓にセレクトされました。

 

出窓は自然を感じる草原の様な爽やかな植物柄の北欧プリント生地でコーディネート。プレーンシェードは閉めていると平らになってファブリックパネルのようにインテリアのアクセントになってくれます。

ダイニングから見る

 

小粒な花柄が愛らしい、ライラック(リラ)の織柄カーテンです。風通組織の織りは花や葉、茎の明快な色の変化や表現を可能にします。
織物カーテンには織物の良さ、プリントカーテンにはプリントの良さがそれぞれあります。その両方を1つの空間でコーディネートするのもアリなんです。

↓そんな厚地に合せたレースはこまかく連なる葉っぱ柄の編みレースです。

リビング接写

編みレースの中でもこの生地は約300cmの広巾生地で横方向に生地取りをするタイプ。なので幅継ぎ(ジョイント)が入らず、カーテンを仕上げることができます。
連なる葉っぱが途切れないのでデザイン性もそこないません。
そんなところもなかなか素敵でしょ?

 

続いて寝室。
寝室も織物カーテンをセレクト。それも著名な建築家の方が好んでホテルなどのインテリアに採用した伝統美あふれる柄の復刻の作品。上質な織物で緻密な花柄を表現したこのカーテンはスウィートルームの様な雰囲気を演出してくれます。

寝室

 

手持ち感もしっかりとした高密度の織物カーテンです。落ち着いた柔らかなあたたかみがある上品なエレガンスさを感じさせてくれます。
レースはリビングと同じお気に入りの編みレースでこちらもコーディネート。
生地の風通しが良いのも編みレースのメリットです。

寝室接写

それではまた。

 

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斉藤アップ500×500グレイ【担当Stylist:斉藤】

ウィローボウとケルムスコットツリーのコラボ

2015年 9月 1日 火曜日

愛知県北名古屋市のカーテンランドです。

今日は三重県鈴鹿市のお客様。
お二人は北欧アンティークもお好きで、よくお宝探しに遠出をされているそうでお家の中には今までに収集された数々の品が飾られています。こだわりやさんのお二人は、インテリアにも妥協しません。
モリスのデザイン触れ、寝室をモリスデザインのクロス、ベッドリネンでコーディネートされるほど。
唯一カーテンが必要となるリビングの窓はモリスにしたいとお店を探されて、カーテンランドを見つけていただきました。

リビングダイニングの掃出窓と腰高窓をモリスデザインでコーディネート。
腰高窓は、現代のモリスデザイン『ケルムスコットツリー』をプレーンシェードにしてコーディネート。
窓の額縁は装飾性も高いので、当初は窓枠内に納めたいとのご希望でしたが、お家での試着・確認で枠外に取り付ける方がデザインが全て入って良いということになりました。

ウィローボウとケルムスコットツリー

掃出窓の厚地カーテンはウィリアムモリスデザインの『ウィローボウ』
現代のモリスデザインとのコラボコーディネートとなっています。
カーテン屋のちょっとした小話ですが
掃出窓と腰高窓で、床からの窓上までの高さが違ったのでカーテンレールとシェードの取付高さでバランスが取れるようにしています。

 

メンテナンスの良さや鍵の開閉のしやすさを考えてカーテンは両開きにはしていますが、左側のサッシのみが右にスライドするサッシの開き勝手に合わせて厚地カーテンもレースカーテンも右寄せにしています。
中身が機能性レールと同じランナーの装飾レールだからこそできるレールのセッティングです。

ウィリアムモリスカーテン

 

↓写真だけで見るとプリント生地のウィローボウ?と思ってしまうくらいの緻密な織物。この高密度の織り表現がプリントとは一味違う重厚感を感じさせてくれます。

モリス ウィローボウ グリーン

 

今もなお、受け継がれるモリスデザイン。
↓こうして100年以上前のウィリアムモリスのデザインと、現代のモリスデザインスタジオのデザイナー アリソン・ジーのデザインを並べてみても違和感ないでしょ?
良いデザインはやっぱりいいんです。

ウィローボウとケルムスコットツリー カーテン

それではまた。

 

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斉藤アップ500×500グレイ【担当Stylist:斉藤】

異なる柄のレースonレーススタイルでカーテンコーディネート

2015年 8月 31日 月曜日

愛知県北名古屋市のカーテンランドです。

今日は愛知県名古屋市守山区の北欧テイストのカーテンコーディネートをご紹介します。
リビングとダイニングはL字に並んだ配置に掃出窓があります。LDのメインとなるこの2窓に北欧ブランドのシアー(レース)をご採用いただきました。
少し地厚なこのレースカーテンを手前(部屋内側)に掛けて奥(窓側)に薄手のレースを重ねた“レースonレーススタイル”でのコーディネートです。
↓リビング側には大きな樹木のシルエットを大胆にプリントしたデザインをセレクト。

リビングトゥーリレース

柄のグレーに見える部分は実はホワイトの顔料プリントです。
顔料プリントの厚みが日を通して見た時にもハッキリとデザインが映えて見えて、これがまたカッコいいんです。

ダイニングは大きな蓮の葉をモチーフにしたこちらも大胆な北欧デザインです。

マリメッコ ボットナレース

リビングダイニングを一度に見るとこんな感じ。
異なるデザインですが同じブランド、同じベースのプリント生地のため違和感ゼロです。
レースonレースの場合は奥のレースだけで日差しを取り入れたり、もう少し日差しを遮りたいときは奥のレースは束ねて手前のレースだけにしたり。
透過性の異なるレースの組み合わせで日差しを段階的に取り入れることもできます。
おしゃれなデザインレースを夜も昼間も楽しめるのも嬉しいですね。

LDマリメッコレース

それではまた。

過去の施工事例